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戸隠は平安末期、後白河法皇によって編纂された歌謡集『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』にも「四方(よも)の霊験所」のひとつと詠われ山岳密教の霊場として知られる存在で、さらに鎌倉時代には、高野山、比叡山に匹敵する一大霊場に数えられ当時の繁栄は「戸隠三千坊」と称され多くの「宿坊」が立ち並んでおりました。
当館も当時から「宿坊」として現在の地に在り『円光坊(えんこうぼう)』『廣善院(こうぜんいん)』と号しており、明治以降も戸隠神社の聚長家(しゅうちょうけ)の一つとして講の皆様をはじめ、多くの戸隠山ご参詣の皆様にご利用いただいております。
築250年の萱葺(かやぶき)屋根の本館には建築当初からの神殿があり正面に戸隠神社をお祀りしております。
神殿内部には戸隠山顕光寺(とがくしさんけんこうじ)時代から延々と引き継がれてまいりました仏像、仏画、仏具が安置されております。
現在でも、戸隠神社ご参拝のお客様はもとより、四季を通して探鳥会、散策、登山、写真撮影、写生等を目的としてお越しになるお客様も多く、戸隠の入り口にある当館の立地から観光のベースキャンプとしてご利用いただいております。
春は、スノーシュウ、クロスカントリースキーで森林植物園周辺の散策、そして、花の季節には戸隠山の麓で咲き乱れる山野の花をご覧いただき、地物の山菜料理がお楽しみいただけます。
夏季は避暑、ご静養、論文のご執筆、ご研究等のため長期滞在で別荘代わりにご利用いただくお客様が大半で、標高1,000メートルに位置する爽やかな戸隠の夏をご満喫いただいております。
秋は紅葉狩り、茸狩り、そして、打ち立ての「新蕎麦」をご堪能下さい。
冬はお車で15分の戸隠スキー場でパウダースノーのゲレンデでお楽しみいただけます。
何分にも古い建物のため、お客様にはご不便をおかけすることもあるかと存じますが、心のこもったサービスを心がけておりますので、是非お出かけいただければ幸いです。 |

夏の鏡池
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